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バイオホライズン社は、アメリカに中心にインプラント関連製品を製造している企業です。20年以上の歴史を持ち、数々の特許も保有しています。世界的にも認知度が高いメーカーの一つで、日本国内でも使用しているクリニックは多数あります。
「テーパー」とは、歯科では軸面傾斜角(ジクメンケイシャカク)と呼ばれています。テーパドインプラントは、その角度の付いた形状から初期固定に優れたインプラント体となります。ホライズン社の「テーパードプラス」では、インプラント体を埋入したときに、周囲骨との接触圧が少しずつ増大していくために、良好な初期固定が得られます。また、ホライズン社独自の表面処理技術である、レーザーロックが全面に施されているため、結合組織の付着を促進します。
「ティッシュレベル」とは、インプラント体を埋入するときに、アバットメントという上部構造(人工歯)との接続部分が骨の上(歯肉レベル)にある事を言います。このタイプのインプラント体を使用することにより、1回法の手術でインプラント治療ができます。ホライズン社のティッシュレベルインプラントでは、ほかのインプラント体同様に、独自技術であるレーザーロック処理によって、結合組織の付着を促進し、顎骨との強固な結合(オッセオインテグレーション)を促進します。
ショートインプラントにテーパーを付与した製品です。ショートインプラントは、骨量が足りない場合に用いられ、骨造成手術なしにインプラント体を埋入することを可能にします。また、テーパーを付与したことにより、初期固定も高めることになっています。さらに、独自の表面加工により、オッセオインテグレーションの促進にも寄与しています。
バイオホライズン社は、1994年に設立された歯科インプラント関連メーカーです。製品の特徴としては、補綴コンポーネント(インプラント関連部品など)は全てカラーコード化され、識別が容易であること、コンポーネント(部品)の公差(寸法のブレの範囲)が小さいことなどが挙げられます。また、オッセオインテグレーションにかかわる表面性状の独自技術、レーザーロックなど革新的な技術も保有する企業です。
インプラントの治療方法には興味を向ける方は多いですが、使用される部品などには、あまり関心が無い方が多いようです。しかし、自分の身体のなかに入れるものですから、どのようなものなのかを知っておくことは、非常に重要だと思います。もちろん、安全性は確保されていますが、基本的な材質や、形状による治療への影響などは、知っておくと良いでしょう。
バイオホライズン尾張北エリアで、インプラント治療を行えるだけの専門的な知識と技術を持つ医師が在籍し、精密な検査や治療を行える設備をそなえたクリニック厳選しました。インプラントを長く使い続けるためのメンテナンス体制にも注目してください。