インプラントの選び方とは？

医師の資格について

インプラントの学会は世界中にあり、それぞれの学会が専門医などの資格を付与しています。経験豊富な医師には、厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医のような資格が与えられますので、インプラントを検討している人は、インプラント学会の資格や、厚労省認定の資格のある医師がいる歯医者さんを選びましょう。

インプラントであると嬉しい設備

より安全にインプラント治療を行うためには、治療する歯の周りの骨の状態を知ることが何より大切です。歯科用CTは、顎の骨の立体的な形態や神経の位置を把握できるだけでなく、骨密度の診査などにも利用される精密機器で、インプラント治療を行う際には必須の設備です。治療前と治療後にも撮影し、インプラントが入る前と入った後の顎の骨の状態を確認します。

ガイデットサージェリーとは、CTで撮影した画像を元に、インプラント埋入プランニングソフトで、より正確にシミュレーションを行い、無切開無痛手術の安全性を更に向上させた手術方法。ガイデッド・サージェリーは、無切開無痛手術と即時負荷インプラントの利点を併せ持つ治療方法ですので、あればより安心です。

インプラントのアフターメンテナンス

歯磨きをしっかりしないと、インプラント周囲炎という病気になることもあり、せっかくのインプラントを失ってしまう可能性もあります。ホームケアに加えて、定期的なメンテナンスをしっかりとしてくれるクリニックに通いましょう。

インプラントの費用の秘密

インプラントは複数のパーツで構成されていますので、各パーツごとの費用と手術費用、その他の諸経費で金額が決まります。インプラントは世界中で100種類以上存在し、日本国内では30種類以上が使われているとされていて、インプラントのメーカーによって規格が異なりますので、基本的には他社の製品と組み合わせて使用することはほとんどないといっていいでしょう。また、同じメーカーのインプラントでも、種類や大きさなどによって規格が異なります。インプラントに接続する部品や、付け外しするための器具が異なることもありますもで、このインプラントが一番良いとは一概に言えないのです。